当事務所の試み
当事務所では、税務代理業務だけでなく、経営分析をしています。
そうすることで、経営のお手伝いをしていきたいと考えています。
1.損益計算書
まず、3期分の損益計算書を分析しています。
売上、粗利、経常利益、固定費などをグラフ化し、年間の傾向やイレギュラーをつかみます。
過去の資料を見ることで、経営者が力を入れた部分や、これからの課題が見えてきます。
お話を聞きながら、さらに具体的な未来への話とつなげていきます。
2.貸借対照表
会社の体力を知る表です。
過去との比較はもちろん、グラフで同業種との比較をします。
同業種と比べることで、会社の強みを知ることができます。
3.収益性・生産性・安全性分析
利益と売上の比較、収益の回転、従業員一人当たりの生産性、負債・資産から見える支払能力など、会社にあった分析をしていきます。
経過観察だけでなく、同業種比較をすることで、会社の現状、課題などを考えます。
4.キャッシュフロー分析
利益が出ていても、キャッシュがなく倒産してしまう。。。ということがあります。キャッシュがあるかないのかは、損益計算書と貸借対照表だけではわからないところなのです。
また、キャッシュの把握だけでなく、どのように使われているのか、本業の営業力、投資、財務の面から分析することができます。
まとめ
経営分析は、世の中の情勢と深く結びつき、日々の勉強が必要だと感じています。
また、経営者と話をしていくことで、より深いところまで発展していきます。
「経営分析のプロです」と奢らず、経営者と共に歩んでいきたいと考えています。